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自分の身は自分でも守れるはず
2024.01.02 NEW
能登半島で発生した最大震度7の大地震、火災そして津波。
一夜明けて、少しずつ被害状況が見えてきました。
まだ救助を待っている方達も沢山いる様です。
一人でも多くの方が無事に救助される事とこれ以上に被害の拡大が無いことをを願うばかりです。
幸いにも新潟県では命にかかわる人的被害は無いようですが、10日ほど前の積雪時と今回の地震が重なったらこの程度では済まなかったはず。
話が少し変わりますが住宅業界の闇、4号特例があったことにより、2階建て以下の木造住宅では構造計算をしなくても今までは問題ありませんでした。
そのため構造計算・壁量計算が十分でない住宅がいまでも沢山残っています。
そしてやっと来年2025年から施行される法改正4号特例縮小により、より構造や耐震性能を重視した建物になります。
今回の地震で倒壊した建物が不十分な基準で建てられたのかは解りませんが、ちゃんと構造計算・壁量計算をいていたら防げた被害もあったと思います。
だからと言って過去を振り返り「なんで、どうして」ではなく前向きに「ではこれからどうするべきか」を建築に携わる者として真剣に考え取り組んで行きます。