価値観の共有
2025.04.27 NEW
こんにちは、庭山です。
春から初夏へと向かうこの頃。
やわらかな風が吹き、緑がどんどん色づいていく季節になりましたね。
そして、ゴールデンウィーク目前。
テンションもMAXになっている方も多いのではないでしょうか。
さて、現在、ありがたいことに複数の案件が進行しています。
その中で、どの案件にも共通して私が意識していることがあります。
それは、単に家を建てることがゴールではないということ。
大切なのは、その家でご家族が安心して、楽しく、ずっと心地よく暮らしていけること。
つまり、“豊かに住まえる家”をつくることです。
たとえば——
季節の風を感じながら、自然と家族が集まるリビング。
暮らしに寄り添う可変性、しっかり備えた省エネ性能と耐震性。
誰もがふらりと立ち寄りたくなる、あたたかい空気の家。
建築のプロとして考える「豊かに住まえる家」のかたちには、一定の理屈や経験則があります。
しかし、それがすべて正解とは限らない。
なぜなら、住まいには理屈では説明できない「感情的な価値観」もあるからです。
例えば、あるお客様は、使い勝手から考えるとやや不便な位置に大きな窓を希望されました。
理由を伺うと、「子供のころ、同じ場所にあった窓から見た光景が忘れられないんです」と。
そこにあるのは、間取りの合理性や固定概念を超えた、心に深く根付いた豊かさ。
こういった想いこそ、我々工務店が拾い上げて「お客様のニーズを満たす」。
住まいづくりのなかで何より大切にしなくてはいけない心がけ。
そしてこれからの季節、暮らしを見直すにはちょうどいいタイミングかもしれません。
「私達らしい豊かさって、どんなだろう?」
そんなことを、一緒に考えて共有していけたらうれしいですね。
庭山建築事務所では「初めての家づくり無料相談会」を開催していますので是非是非お気軽にご予約下さい。