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ブログBlog

住宅は負債か資産か

2026.08.18

こんにちは、庭山です。

お盆が明けましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

夏の疲れも出やすい時期ですので、

体調管理には気を付けたいところです。

地元では秋季祭りの準備も始まったようで、

少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。

 

さてさて、

「木造住宅工事原価指数」というものがあります。

建設物価調査会が発表している指数で、

2015年の平均を100とすると、

2026年6月時点では151.6となっています。

簡単に言うと、10年前に2,000万円で建てられた家が、

同じ内容で建てても約3,000万円かかる計算です。

約10年で工事原価が1.5倍になったということですね。

ただ、この数字には少し注意が必要です。

というのも、この指数は

「全く同じ建物を建てた場合」の比較だからです。

実際この10年間で住宅性能はかなり向上しています。

断熱性能や耐震性能も上がり、

給湯器や換気設備も進化しました。

ですので、実際の住宅価格は工事原価の上昇に加えて、

性能向上分も含まれることになります。

体感的にはさらに1割程度は

上がっているのではないかと思います。

一方で、同じ期間の平均所得は約1.2倍程度です。

住宅価格の上がり方と比べ、その差はかなり大きい。

「家を建てたいけれど予算が合わない」

そんな声が増えているのも無理はないと思います。

しかし、良いことも悪いことも表裏一体です。

最近は中古マンションで「買った時より高く売れた」

という話をよく耳にしますが、

実は木造住宅でも同じような事例が出てきています。

数年前に購入した住宅が、

購入価格を上回る金額で売れたという

話も聞くようになりました。

もちろん全ての住宅がそうなるわけではありません。

立地や性能、維持管理の状態によって大きく変わります。

それでも、これまでのように

「住宅は建てた瞬間に価値が下がるもの」

という考え方は少し変わっていくかもしれません。

インフレが続く時代では、

現金の価値は少しずつ下がります。

その一方で、性能が高く、

しっかり維持管理された住宅の価値は

見直されていく可能性があります。

住宅は単なる出費ではなく、

暮らしを守る資産でもあります。

家はその時の建築費だけを見るのではなく、

「20年後、30年後にどんな価値が残るのか」

という視点も大切だと思います。

目先の価格だけではなく、

住み心地や光熱費、維持管理費、

そして将来の資産価値まで含めて考える。

そんな時代になってきたのかもしれませんね。

 

庭山建築事務所では

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