三ツ星レストラン
2025.03.15
こんにちは、庭山です。
先日、母校である葛塚中学校にお邪魔してきました。
私が卒業した校舎ではなく、2004年に竣工した安藤忠雄さん設計の現校舎です。
教務室までたどり着くのに必死で、じっくり見る時間はありませんでしたが、とにかくカッコいい校舎でした。
いつかゆっくりと見学したいと思ったのですが、そんな機会はあるのでしょうか。
今回の訪問は、1年生の総合学習で「建築業」についてお話しするため。
時代とともに変化する建築業の仕事や、担い手不足の現状、社会貢献について話しました。
不慣れな講演ではありましたが、生徒たちは真剣に聞いてくれました。
将来、少しでも役立つことがあれば嬉しいですね。
さて、話は変わりますが、3.11東日本大震災から14年が経ちました。
テレビから流れる衝撃的な映像をただ眺めるしかなかったあの日。
人の力では自然の猛威には抗えないことを、まざまざと見せつけられました。
過去30年で震度7の地震が発生したのは以下の6回。
- 1995年 阪神・淡路大震災
- 2004年 新潟県中越地震
- 2011年 東日本大震災
- 2016年 熊本地震(前震・本震)
- 2018年 北海道胆振東部地震
30年間で6回、つまり5年に一度のペースで震度7の地震が発生しているということです。
そして、最後の2018年の地震からすでに7年。
過去の傾向から見ても、いつ震度7クラスの大地震が発生してもおかしくない時期に入っているとも言えます。
改めて、住宅にとって最も大切な性能は「耐震性」だと強く感じます。
数値上で耐震性能が確保されていても、実はそれだけでは不十分なのです。
それは施工する大工さんの技術によって、実際の耐震性能には差が出るから。
「いやいや、大手ならマニュアルもあるから大丈夫でしょ?」
それが、そうでもないのですよ。
ミシュラン三ツ星レストランのレシピ通りに料理しても、同じ味には絶対にならない。
それはシェフ(大工)の技量次第なのです。
施工精度によって耐震性能にばらつきがある中で、大切な家族の命を安心して預けられるでしょうか?
庭山建築事務所では、自社のシェフではなく職人による責任施工を徹底。
協力業者も、私自身が長年共に現場を歩んできたプロフェッショナルです。
地場工務店の庭山建築事務所に安心してお任せください。